6月8日 長野原町方言調査

 指導教授の長野原町方言調査のお手伝いをするため、ゼミ生の3人で長野原町へ行きました。
 午前は、長野原町の林地区の公民館をお借りし、林地区のお年寄りの方々にいろいろな話を伺いました。午後は、長野原町の長野原地区で飛び込みの調査を行いました。

 調査の一番おもしろいところは、話者の方から、言葉以外の話を伺えることだと私は思っています。もちろん言葉のことを聞くことは勉強していることなので興味深いのですが、言葉以外の自分が経験したこともない話を話者の方から聞くことで、擬似体験したような気分になり、とても有意義な時間が過ごせます。

 今回の調査でも、言葉以外の話も聞かせていただきました。特に興味を持ったのは、「どんどん焼き」の話です。私の出身地の長野では「どんど焼き」といい、名称自体も違うのですが、マユダマの形にもいろいろな形があることを知りました。たとえば、まる、そろばんの玉の形、ホーシ(きつねのしっぽ)など、さまざまです。また、マユダマはマエダマ、メーダマと呼ばれているそうです。大変興味深くお話を聞かせていただきました。

 私は初めて長野原町に行ったのですが、そこに至るまでの吾妻渓谷や山並みは自然にあふれており、なつかしさを覚え、とても気に入りました。また、そこに暮らしている方は、親切で温和な方ばかりで、このような場所だからこそ、このような方が住んでいらっしゃるのだなあと、感じました。しかし、このような風景は、八ツ場ダムの建設によって、失われるそうです。私たちが訪れたときも、すでに護岸工事が進められていました。私たちの調査を行うことで、少しでも長野原を残していけたらうれしいと思いました。