学生に読ませたい本インデックス
本学の教員が学生に対して読んでもらいたい本を紹介します。ここで紹介した本はすべて附属図書館にあり、1階コピー機の側にコーナーを作って置いてありますので、関心のある方は附属図書館までお越しください。
学生に読ませたい本 目次
- アメリカの女性の歴史 第2版
- サラ・M・エヴァンズ
- 明石書店
- 巻末の文献が充実していることからも分かるようにアメリカにおける近年の女性史研究のひとつの集大成といえる。植民地時代から1990年代前半...... <全文を読む>
- 嵐が丘
- エミリ・ブロンテ(阿部知二訳)
- 岩波文庫
- 英文学科の学生には、また、他の学部、学科の学生にも絶対に読んで欲しい小説です。今からおよそ150年前にこのような作品が生まれたことが......<全文を読む>
- 偉大なる伝統
- F・R・リーヴィス(長岩寛、田中純蔵共訳)
- 英潮社
- F. R. Leavis の The Great Tradition は第2次世界大戦後すぐの時期に出版された、優れたイギリス小説の批評書です。......<全文を読む>
- イタリア紀行
- ゲーテ(相良守峯訳)
- 岩波書店
- 南欧イタリアには明るい光があふれ,美味しい飲み物と料理,朗らかな‘イタリア人’に出会える.大多数の日本人はイタリアが好きである.......<全文を読む>
- イメージ、それでもなお――アウシュヴィッツからもぎ取られた四枚の写真
- ジョルジュ・ディディ=ユベルマン(橋本一径訳)
- 平凡社
- 最近の本から、お薦めのものを選んでみた。ナチズムのもと、同胞であるユダヤ人をガス室へ誘導し死体を焼却する役目を負った.......<全文を読む>
- うひ山ふみ 鈴屋答問録
- 本居宣長
- 岩波書店
- 「うひ山ぶみ」は、18世紀後半に活躍した国学者の本居宣長が初学者に対して手引きとして著したわかりやすい文章で書かれた小さい書物で...... <全文を読む>
- 英文法をこわす 感覚による再構築
- 大西泰斗
- 日本放送出版協会
- 長年英文法に悩まされてきた者にとっては、頼もしいタイトルである。 著者の意図は、「学校英文法を壊し、その上にまったく新しい型の...... <全文を読む>
- 火山列島の思想
- 益田勝実
- 筑摩書房
- “皇子光君は全宮廷の祝福を浴びて生まれ出たのではなかった”。同書所収の「日知りの裔の物語−『源氏物語』発端の構造−」は...... <全文を読む>
- 下流社会
- 三浦展
- 光文社新書
- 現代の20代、30代前半の青年層を覆う下流化の波、即ちコミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲そして総じての人生への意欲......<全文を読む>
- 奇想の系譜:又兵衛−国芳
- 辻惟雄
- 美術出版社
- 伊藤若冲、曽我蕭白、長澤蘆雪−現在では日本絵画史上、最も刺激的な画家として定評があるが、彼らの作品を「奇想」の言葉で定義し、その...... <全文を読む>
- ギリシア文化と英米文化
- 新井明ほか編著
- 大修館書店
- 英米文学に多くのモチーフを与えてきたギリシア神話。それはどのような魅力を持ち、どのように用いられてきたのか。本書は、ギリシア神話と...... <全文を読む>
- 高慢と偏見 上・下
- ジェイン・オースティン
- 筑摩書房
- これは「世界でいちばん素敵な女の子」の物語である。数ある世界文学の中でも、極め付きの恋愛小説の傑作といってよい。主人公の...... <全文を読む>
- 告白
- 町田康
- 中央公論新社
- 「人はなぜ良くないものや駄目なものに,はまっていくのか?その理由を自分は知りたい.」麻薬やSM,家庭崩壊といったテーマを描き続けてきた......<全文を読む>
- 子どもとことば
- 岡本夏木
- 岩波書店
- 人間はことばを用いる動物である、ということがしばしば言われます。私たちが、ことばの網の目を通してこの世の中を見、ことばによって人と...... <全文を読む>
- 今夜、すべてのバーで
- 中島らも
- 講談社
- 中島らもは合理的に考える。三味線で正しい音程を出すためには何年もの修行が要る、それならば、棹にフレットを付ければよいではないか...... <全文を読む>
- シ−シュポスの神話
- アルベール・カミュ
- 新潮社
- 皆さんは、自分の人生に意味があるのかどうかなどということを、考えたことがあるでしょうか。考えたことがない? それはある意味で賢明な...... <全文を読む>
- 島国根性 大陸根性 半島根性
- 金文学
- 青春出版社
- 日本人・韓国人・中国人の思想様式や行動様式の違いをあざやかに分かりやすく描き出した比較文化論である。最近の日中、日韓間で起こる様々な......<全文を読む>
- 上海時代(上・中・下)
- 松本重治
- 中央公論社
- グローバル化が叫ばれる今日、国際的な場における仕事を望む学生が多いようです。島国という閉鎖的環境の中で育ったわけですから、そうした...... <全文を読む>
- 少子化と日本の経済社会
- 樋口美雄ほか
- 日本評論社
- 本書は財務省財務総合政策研究所で行われた「少子化の要因と少子化社会に関する研究会」の成果をまとめたものである。少子化の真の...... <全文を読む>
- 職業としての学問
- マックスウエーバー
- 岩波書店
- マックス・ウェーバーは、社会学ないし経済学の分野の著名な学者で、ヨーロッパにおいて資本主義が成立してくる際の人々の精神的・思想的な...... <全文を読む>
- 『戦後名詩選I 現代詩文庫・特集版1』・『戦後名詩選II 現代詩文庫・特集版2』
- 野村喜和夫、城戸朱理編
- 思潮社
- 「様ざまな時代の、様ざまな地方の戦闘で、もむごたらしくも殪れた兵士の背嚢からしばしば詩集が発見されるという報告はなにを意味するだろうか?」かつて大江健三郎は、......<全文を読む>
- 多文化世界
- 青木保
- 岩波書店
- 2001年同時多発テロ後の世界の劇的な変化に対する危機感から書かれたのが本書である。宗教・民族の対立が先鋭化し、文化・社会の...... <全文を読む>
- 魂のみなもとへ−詩と哲学のデュオ
- 谷川俊太郎・長谷川宏
- 近代出版
- 長谷川宏が、近代出版の「生・老・死」をテーマとするこの企画を受けて、二千篇を超える谷川俊太郎の詩の中から三十篇を選び出し、......<全文を読む>
- 読書の学
- 吉川幸次郎
- 筑摩書房
- 本書は戦前、京都帝国大学の世界的にも評価の高かった「シナ学」を承けた中国文学の大家が、書物ひいては言語にたいする研究法を...... <全文を読む>
- にほんご
- 安野光雅・大岡信・谷川俊太郎・松居直
- 福音館書店
- 著者たちが、「小学校一年生の国語教科書としての私案」という形で刊行されたもの。安野光雅のかわいい絵の中に日本語が......<全文を読む>
- 花のデカメロン
- 阿刀田高
- 光文社
- ボッカチオの名前や『デカメロン』という作品名はおそらく何かで見た覚えがあるだろう。ペストを避けて田舎の館にこもった男女十人が、暇つぶしに...... <全文を読む>
- 東と西の語る日本の歴史
- 網野善彦
- 講談社学術文庫1343r
- 歴史に疎い私が、歴史の重要性を、かつ、面白さを知った本。現在でも、なお東と西の生活や文化の相異がしばしば指摘されている。......<全文を読む>
- 複合汚染
- 有吉佐和子
- 新潮社
- 1970年代、環境の危機が叫ばれ、真剣に考えられるようになってきてはいるが、依然として環境破壊は非常な速さで進んでいる。...... <全文を読む>
- 蘭学事始
- 杉田玄白
- 岩波書店
- 蘭学事始−解体新書の書名とともに記憶している者も多いだろう。杉田玄白が蘭学の草創から隆盛に至るまでを、さまざまな興味深いエピソード...... <全文を読む>
- 理科系の作文技術
- 木下是雄
- 中央公論社
- 「理科系の・・・」という表題だが、ビジネス界でも広く読まれた古典的名著。 いかに簡明に書くか、いかに一義的な表現を工夫するか、などの...... <全文を読む>
- 若き数学者のアメリカ
- 藤原正彦
- 新潮社
- 古いアメリカ留学記だ。こんな自己愛溢れたタイトルはありえない。 もう10年以上も前にオハイオ州立大学の図書館でこの本を見つけた。...... <全文を読む>
- Bartlett's FamiliarQuotations
- John Bartlett
- Little, Brown and Company
-
- 電子辞書を使って二年。紙の辞典を引く回数がめっきり減った。複数辞書から一括検索でき、紙なら床にまで広げていたのが、机上十センチ...... <全文を読む>
- 謎解きの英文法 冠詞と名詞
- 久野ワ・高見健一
- くろしお出版
- 英語が好きだから、もっと上手に使いこなせるようになりたい。そう思って単語やイディオムを覚え、英文法を学んでも、なかなか進歩しないことがある。そんな時に…<全文を読む>
- オフ・オフ・マザー・グース
- 和田誠 訳
- ちくま文庫(筑摩書房)
- 英語圏の伝承童謡マザー・グースの翻訳には、古くは北原白秋訳、目下決定版といえる谷川俊太郎訳という、二詩人による名訳があるけれど(それぞれ角川と講談社の…<全文を読む>
- 国家の品格
- 藤原正彦
- 新潮新書
- 日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」を保持してきた国家である、と確信している著者は、日本人が「国際化」という名に踊らされている危機に対して、警鐘を鳴ら…<全文を読む>
- 凍土の共和国
- 金元祚
- 亜紀書房
- 新刊書ではないが拉致問題、核開発問題、北朝鮮の社会の様子など北朝鮮に多少とも関心のある学生のために紹介したい。本書は、秘密のベールに包まれた北朝鮮の社…<全文を読む>
- 恍惚の人
- 有吉佐和子
- 新潮文庫
- 「疾病」の歴史を振り返ると、「ハンセン病」、「結核」、「癌」と来ている。20年〜30年経つと “癌が撲滅される”とシュミレートされている。それでは、30年後…<全文を読む>
- ジェイン・エア 上下
- シャーロット・ブロンテ
- 光文社古典新訳文庫
- 刊行以来160年、自分の意思に従って、人生の数々の試練を乗り越える貧しい少女ジェインの物語は、多くの女性に励ましを与えてきた。ジェインは、よくあるヒロイ …<全文を読む>
- 愛をこめて生きる―“今”との出逢いをたいせつに
- 渡辺和子
- PHP文庫
- 『変えられるものを変える勇気と、変えられないものを受け入れる心の静けさと、その両方を見分ける英知をお持ちになられますように』神学者、ラインホルト…<全文を読む>
- 伝統の逆襲―日本の技が世界ブランドになる日―
- 奥山清行
- 詳伝社
- 著者は、名車ポルシェ911やフェラーリ等のくるまを設計した人物です。現在は山形県でイタリア式ものづくりを導入しようとしています。日本は、これまでに大量 …<全文を読む>
- とにかく、長い本
- よくよく想像、あるいは直感してほしい。齢を重ねるごとに、体力、気力、なにより、継続してことにあたる力が衰えゆく。すると、ことを手短に済まそうとし、時…<全文を読む>
- 小説の精神
- ミラン・クンデラ
- 法政大学出版局
- 私たちは、なぜ小説を読むのか?小説にはどのような価値があるのか?詩や物語と小説の違いはどこにあるのか?等々、小説とは何か?ということをめぐる問を発し…<全文を読む>
- ヨーロッパ文化と日本文化
- ルイス・フロイス
- 岩波文庫
- 16世紀キリスト教布教のため来日した宣教師の著作。彼が目にした日本の風俗・習慣などを、当時のヨーロッパのそれと比較した。いまとなっては、フロイスの目を…<全文を読む>
- レトリック感覚
- 佐藤信夫
- 講談社学術文庫
- 森羅万象のうち、じつは本名を持たないもののほうがはるかに多く、辞書にのっている単語を辞書の意味どおりに使っただけでは、たかの知れた自分ひとりの気もちを…<全文を読む>
- 中国魔性国家の正体
- 黄文雄
- 成甲書房
- 本屋に行くと、最近中国を取り上げた出版物が実に多くなっているのに気付く。中国が世界の政治経済に大きな影響を及ぼすようになった裏返しとしてそれらの出版物…<全文を読む>
- 『鴎外全集』 渋江抽斎
- 森鴎外
- 岩波書店
- 今更ながらではあるが、森鴎外『渋江抽斎』を薦めたい。幕末期に弘前藩の医官であり、書誌学者でもあった抽斎は、鴎外による発掘がなければ、あるいは世に知られ…<全文を読む>
- ルバイヤート
- オマル・ハイヤーム(小川亮作 訳)
- 岩波文庫
- タイトルのルバイヤートはペルシア語で四行詩集の意味。短いので一つ引用する。「もともと無理やりつれ出された世界なんだ、/生きてなやみのほか得るところ何が …<全文を読む>
- 華岡青洲の妻
- 有吉佐和子
- 新潮文庫
- 外科医、華岡青洲の「麻酔薬研究」については、大変有名である。麻酔薬研究が縦糸であるとすれば、横糸は「嫁と姑の関係」であろう。この関係については、“封建…<全文を読む>
- 悲しみよこんにちは
- サガン(河野万里子 訳)
- 新潮文庫
- まぶしく、切なく、残酷な青春小説の傑作。18歳のフランス人少女、フランソワーズ・サガンが書いた青春小説。ジーン・セバーク主演で素晴らしい映画にもなった。1…<全文を読む>
- スタバではグランデを買え!―価格と生活の経済学
- 吉本佳生
- ダイヤモンド社
- 同じ飲料メーカーのブランドの500ml入りペットボトルのお茶を、自動販売機では150円で、コンビにでは147円で売っていますが、スーパーや100円ショップでは88円や…<全文を読む>
- ジョゼフ・フーシェ―ある政治的人間の肖像
- シュテファン・ツヴァイク
- 岩波文庫
- 人物を描かせれば20世紀最高の作家といわれるのがシュテファン・ツヴァイク。彼は、ユダヤ人ゆえにナチスに追われ、遂には1942年2月、第二の亡命先ブラジルで自 …<全文を読む>
- 声の文化と文字の文化
- ウォルター・J・オング(桜井直文・林正寛・槽谷啓介 訳)
- 藤原書店
- 本書の原題は、Orality and Literacyであるが、訳者によれば、著者は“orality”に、「ことばの声としての性格」という意味と、「ことばのそうした性格を中心に …<全文を読む>
- 明暗(改版)
- 夏目漱石
- 岩波文庫
- 医者は探りを入れた後で、手術台の上から津田を下ろした。「やっぱり穴が腸まで続いているんでした。この前探った時は、途中に瘢痕の隆起があったので、つい其処…<全文を読む>
