滝の白糸・藤あや子(御園座)
−−− ☆ひとこと……
1997年の新宿コマ・新歌舞伎座に続く二度目の「滝の白糸」。
紺地の将棋の駒の浴衣が似合って、前回よりしっとりとした色気。
色ボケの金貸し権三も、
一度だけでも……と白糸を狙ったので、
逆に、過って刺し殺されてしまうのです。
予想に違わぬ色っぽい白糸でした。
その分、欣弥の造形がいささか子供っぽかったかも。
学資を貢ぐという約束を守り通そうとする、よりは、
惚れた男に尽くしたい女、を前面に。
「滝の白糸」も時代に沿って変奏されて行きます。
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