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群馬の未来創生フォーラム~先輩に続け!ぐんまで自分らしく~が開催されました

 群馬の未来創生フォーラム~先輩に続け!~ぐんまで自分らしく~が、平成30年 12月15日(土)に開催され、学生や企業関係者ら約300人が参加しました。
 第1部の基調講演では、ソフトウエア開発を行う(株)クライムの金井修社長が、 情報通信技術の発達とともに、働く場所や働き方は変わりつつあり、自然が多く、東京にも近い群馬県は、働く人にとっても魅力的な場所であると語られました。
 第2部のプレゼンテーションでは、前半で、本学の卒業生を含む4人の若手社員それぞれが持つ群馬県への思いや県内で働くことのやりがいを語り、後半では、小林良江学長がコーディネーターとなり、群馬で働くことについて意見を交換しました。
 第3部の交流会では、学生と県内企業の担当者による仕事内容や群馬で働く魅力などをテーマにしたフリートークが行われました。

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大澤正明群馬県知事

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小林良江学長

第1部 基調講演「私が気づいた群馬の魅力~未来を担う若者に伝えたいこと~」

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基調講演:金井 修氏((株)クライム代表取締役)

 金井社長は、県内企業でOS開発に携わった後、26歳でソフトウエア開発を行うクライムを起業。プログラミング教育などを通して、地域活性化や次世代人材育成に取り組んでいる。
 講演では、静脈認証サービスやドローン事業などを紹介し、これから、ますます情報通信技術が発達し、出社しなくても仕事ができる時代が来る。群馬は自然が多くて土地が安い。東京に近く全国でも魅力的な場所であると語った。

第2部 プレゼンテーション ―県内就職し、群馬で自分らしく暮らす先輩たちからのメッセージ

「地元群馬で学び、群馬に就職。地域の活性化に貢献したい」

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永田啓介さん(しののめ信用金庫)

 学生時代にはNPO活動を通してまちづくりに携わった。地元に貢献したいと思い、信用金庫に就職した。仕事を通して地域経済の活性化を図っており、プライベートでも地域づくり活動に取り組んでいる。

「群馬でもグローバルな仕事ができる」

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小林あゆみさん((株)ミツバ)本学卒業生

 群馬が好きで、地元群馬で語学力を生かした仕事がしたいと思って就活をした。今の仕事は、海外企業との取引に関わり、英語を使う機会がある。海外事業所に駐在している女子大の先輩もいる。群馬にもグローバルな仕事ができる環境はあるので、自分を信じて、自分に合った企業を探してほしい。

「Iターンで群馬に就職。群馬で自分らしく暮らすこと」

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網野文絵さん(カネコ種苗(株))

 出身も、大学も群馬ではなかったが、大学で学んだ分野(農学)と好きなもの(写真)を軸に、地方での就職を考えた。会社では広報カメラマンとして従事。知り合いがいない中でも、地域に馴染む覚悟を持って、地域の集まりに参加したり、前向きに関わりを持つことで自分も変わった。このご縁を大切にしたい。

「群馬で働く Uターンして得た働き方、暮らし方」

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須田達大さん((株)群馬銀行)

 県外の大学に進学し、全国転勤のある企業で働いていた。家族が増え、働き方、暮らし方を考えたとき地元群馬に戻ることにした。これまでのキャリアを生かせる企業に就職でき、今は、家族との時間を大切にできる。これから就職するみなさんには、親兄弟姉妹友人など、働いている先輩から話を聞いてみることを勧めたい、きっと役に立ちます。

小林学長をコーディネーターに、パネル討論

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左から小林学長、永田さん、小林さん、網野さん、須田さん

「群馬で自分らしくとはどういうこと?」

  • 「どんなつながりができるか、どれだけ積極的になれるかということ。」
  • 「ポジティブな思考が大事。群馬で楽しむ。」
  • 「プライベートを幸せに生きるため、愛着ある群馬に戻った。群馬にも必ず仕事はある。あきらめないで。」

「働くことのメリット、デメリットについて教えて?」

  • 「群馬には色々な面で伸びしろがあると感じる。」
  • 「生活面では電車が混まないのがいい。」
  • 「車通勤に慣れるまで大変だったが、生活を朝型に変え、今では快適に通勤している。」
  • 「地元の人が優しい。地域の人と関わりを持つことで、他のデメリットをカバーできている。」

など活発な意見が交わされた。

第3部 学生と県内企業の交流会

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 交流会はフリートーク形式で、県内企業と学生が交流した。交流会に参加したのは県内企業と県内外から集まった大学1年生から大学院生までの約200人。学生たちは、参加した製造、流通・小売、金融、サービス、IT・情報、官公庁など、各業界の担当者が伝える仕事の内容や働く先輩の体験談などに熱心に耳を傾けていた。

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