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2019年5月28日
イベント

県民公開授業「国際理解と平和~大使リレー講座~(講師:駐日サンマリノ共和国特命全権大使)」が開催されました。

 令和元年5月21日、本学公開授業である「国際理解と平和~大使リレー講座」の第2回目の授業が開催され、駐日サンマリノ共和国特命全権大使マンリオ・カデロ閣下にご講義いただきました。

 講義は、「サンマリノ共和国と日本と」をテーマとして行われました。サンマリノ共和国は日本の弥生時代に設立され今年で1718年の長い歴史を持った国。EUのメンバーではないですが、ユーロを使用。消費税はなく、軍隊を持たないことから税金はそれほど必要ないそうです。観光と免税が主な収入で消費税の高いヨーロッパやロシアの人たちがサンマリノ共和国へ買い物に来ているとのこと。

 また、ウェルウィッチアという植物が紹介され、これは非常に乾燥した水のない地域でも生き延びることができる勇敢な植物ということで、国のシンボルになっているとのことです。

 マンリオ・カデロ大使閣下は、日本はすばらしい国で勤勉で治安もいい国ですが、足らないことはバイリンガルになっていないこと。日本がもっとすべてでバイリンガルになれば、日本の伝統文化や習慣が世界に広がるとおっしゃっていました。大使閣下は日本語がとてもご堪能で、今回の講義を通訳なしの流暢な日本語でお話いただきました。

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授業の様子

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質問する学生

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左:マンリオ・カデロ閣下  右:小林良江学長

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