県民公開授業「国際理解と平和～大使リレー講座～（講師：河野雅治氏）」が開催されました。

　令和元年１２月１０日、本学公開授業である「国際理解と平和～大使リレー講座」の第１４回目の授業が開催され、日本国政府代表の河野雅治氏にご講義いただきました。

　講義は、「『東京２０２０』～平和の理想と現実～」をテーマとして行われました。

　来年に迫った東京オリンピック、パラリンピックについて、成功する条件は、国民の関心が強いこと、開催国の選手が活躍すること、そして世界が安定して平和であることを挙げました。

　日本は今年に入って世界から多くの人が来ており、即位の礼、Ｇ２０、アフリカ開発会議、そしてローマ教皇の来日と、世界のリーダーで日本に来たことのない人はいないと言えるそうです。

　河野氏は話の最後に「オリンピック、パラリンピックの話をしたのは、オリンピック、パラリンピックは良い教材であるからです。まずアスリートというものに学んで、そしてアスリートの生き様に感動を感じて、共生社会に生きるということについてパラリンピックを通じて感じ、そしてオリンピックの精神と相容れない世界というものを見据えて、『さあ、どうしたらいいか』をぜひ考えて欲しい。」と学生にメッセージをいただきました。

授業の様子

学生の質問を聞く河野氏

左：河野雅治氏　　　　右：小林良江学長