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2020年2月20日
イベント

県民公開授業「国際理解と平和~大使リレー講座~(講師:駐日マダガスカル共和国臨時特命全権大使)」が開催されました。

 令和2年1月14日、本学公開授業である「国際理解と平和~大使リレー講座」の第15回目の授業が開催され、駐日マダガスカル共和国臨時特命全権大使ランジャザフィ・ツィラヴ・マエリゾ閣下にご講義いただきました。

 講義は、「MADAGASCAR : ASIAN CULTURE IN AFRICA」をテーマとして行われました。マダガスカル共和国はアフリカ南東部に位置する島国ですが、この国は一つの民族ではなくアジア、アラビア半島、アフリカ沿岸部などいろいろな民族の人たちが移り住んできたそうです。

 マダガスカルの文化は東南アジアから来たと言われており、その一つとして日々お米を主食として食べているとのこと。これは日本とも文化的に似ているところと大使閣下はおっしゃっていました。

 また、伝統的に女性が社会の中でリーダー的な役割を担っていた側面を現在でも見て取ることができるところがあるそうです。それは例えば一家の中でお父さんが仕事をしてお金を稼いでいるとしても、お父さんが稼いできたお金は全部お母さんに渡す。家の中でどういうものにお金を使うかというのを考え、やりくりするのが女性であるお母さんである。そういったところはフランスの植民地になった1896年以前の伝統的な社会の在り方が、現在でもまだ少し残っているとお話いただきました。


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授業の様子①

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授業の様子②

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左 : ランジャザフィ・ツィラヴ・マエリゾ閣下     右:小林良江学長

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