「大地の芸術祭　越後妻有2022 」に美学美術史学科教授　山崎真一が出展しています

開催中の「大地の芸術祭　越後妻有2022」に美学美術史学科で絵画を担当している山崎真一教授が、力五山（３人によるアートユニット）として出展しています。2009年から今回で５回目の出展になります。昨年の夏に予定していた芸術祭でしたが、今年に延期され開催しています。

【会期】2022年7月30日（土）〜　9月4日（日）夏会期　＊全体としては、2022年4月29日（金）〜11月13日（日）　　　　　　　　　　　　　　　【休祭日】火曜、水曜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【展示場所】十日町市川西エリア　高倉集落　十二社神社

力五山として、高倉集落の十二社神社で作品『高倉写楽 - 還るところ - 』を制作・展示をしています。参道入口に、集落の方が選んだ色をもとにデザインしたのぼり旗、昭和の映画看板風に描いた壁画、住民や親族を描いた円形の壁画、高倉の春夏秋冬を描いた４枚の高倉歳時記壁画、１０本の鳥居と過去に描いた作品をのれん風に設置、そして本堂では、映像作品を上映しています。2012年にも『祭 - 還るところ - 』のタイトルのもと、神社につながる参道から本堂までを主な展示空間として発表した場です。

高倉集落は高齢者が多く住む限界集落です。コロナ禍のなか、住民の方との接触をひかえるため、今回は集落全体での展開を見送りました。しかしながら作品に登場する集落の方々、昨年亡くなったナナ（犬）、うっしー（猫）、新顔の銀（猫）、はな（猫）に会うことができます。

緑豊かな十二社神社には、さわやかな心地よい風が吹き抜けています。落ち着かぬ日々が続いていますが、浮世のざわめきを一瞬でも忘れることができる場所にみなさんをお連れしたくご案内しました。

旅に出たり、会食をしたり、芸術祭を心置きなく楽しめる日がもどりますように。

力五山HP : https://maiko46.wixsite.com/rikigosan

高倉写楽　YouTube : https://www.youtube.com/watch?v=7vqOZmXz-qw&t=919s

大地の芸術祭　越後妻有2022 : https://www.echigo-tsumari.jp/triennale/y2022/