国際コミュニケーション学部は2024年に新課程を設置しました。このページでは、2023年度入学生までのカリキュラムを紹介します。
英語コミュニケーション課程
英語コミュニケーション課程は、ネイティブも交えた徹底した英語教育で、高度で実践的な英語運用能力を養うと同時に、広く世界を舞台に活躍できる人材を育てます。国際社会で活躍するために必要不可欠な語学力をネイティブの教員2名を含む語学・言語学の専門家が、4年間一貫して教授します。TOEIC、TOEFLなどの英語能力試験に対応できる力を養いつつ、英語によるディベート、プレゼンテーションなどを通じて、より実践的な英語コミュニケーション能力を身につけます。また、最新のCALL(Computer Assisted Language Learning)システムも利用しながら、着実に実践的な英語運用能力を向上させることができます。そして楽しく、国際社会で役立つ英語運用能力を養います。
英語を研究する
英語の発音、文法、表現の意味や使い方について、言語学という学問の視点から、深く学び、研究します。このような学びを通して、みなさんが高校時代に抱いていた英語に関する疑問を論理的に解き明かしていきます。
言語使用を研究する
ことばのやりとりが起こる場所・状況・会話の相手によって、ことばの使い方がどのように変化するのかについて研究します。ことばの使い方について理解することによって、視野が広がり、より柔軟にコミュニケーションが取れるようになることを目指します。
言語習得・英語教育を研究する
人が、母語や外国語をどのようにして学んでいくのかについて研究します。学習環境、学習者の年齢、指導方法や動機づけに代表される、ことばの学習に影響を与える要素も含めて、言語習得・学習の様々な側面について学習します。
国際ビジネス課程
国際ビジネス課程では、高度な英語力や国際社会のリーダーに必要な専門知識、幅広い教養を修得できます。
経済学や経営学、政治学、国際法、行動科学を軸にして、国際社会やビジネス界で活躍するために必要な知識とスキルをしっかりと身につけます。アクティブ・ラーニング科目では、現代国際社会の諸問題を自ら調べ、論理的に分析し、グループ学習に取り組むことでリーダーシップを養います。また、国際社会の最前線で活躍する各国駐日大使、NGOやビジネスリーダーによる講義が多数開講されています。最新の国際情勢や政策決定過程、ビジネス界の動向について現場の生きた知識を習得できます。
経済・開発の本質を読み解く
グローバル経済のなかで深刻化する様々な課題について、本質を読み解きどんな政策が望ましいのかを探ります。国際貿易、経済成長、持続可能な開発、貧困と格差、教育と技術開発、社会福祉など、経済学で考える話題は多岐にわたります。
国際経営を幅広く学ぶ
グローバルビジネスにかかわる経営戦略 、国際調達 、国際マーケティング、提携・M&A、異文化経営などを幅広く学びます。新興国市場の開拓、世界経済の新しい動きとビジネス業界の取り組みなどにも注目します。
国際政治を研究する
グローバル社会におけるパワーや安全保障、福利厚生などをめぐる、国家間の競争や協調のメカニズムを探ります。戦争と平和、民主主義、国際制度・機構、人権、環境問題などがキーワードです。
国際法を学ぶ
「社会あるところに法あり」。これは人が共生する社会にはルールが必要だという意味の諺です。多様性の増す現代社会において、法は至るところで重要な役割を果たしています。国際法を通して、社会を生き抜く力を身につけていきましょう。
データ・リテラシーが身につく
データを読み解き、加工する力はSociety5.0時代の必須スキルです。政治経済活動を支える人や集団、社会の動きをデータをもとに考察しましょう。実際に取得したデータを分析したり、統計処理プログラミングにも挑戦します。