国際コミュニケーション学部

お知らせ【 News & Topics 】

神谷先生が、大修館書店から出版されている雑誌「英語教育」に、コラムを執筆中。6月号のタイトルは「多読は英語学習に効果的なのか」。

神谷先生(国際コミュニケーション学部)が今年度4月より、毎月「第二言語習得研究のメタ分析から見えてくる英語授業」というトピックで、コラムを執筆中です。6月号では、「多読は英語学習に効果的なのか」というタイトルで、多読についてコラムを書かれています。多読に関しては、国際コミュニケーション学部でも行っていますが、このコラムによると、「メタ分析(注)」の手法で「多読の効果」を検証した3つの研究論文を考察した結果、「多読は英語力の、読解力、リーディング速度、語彙習得の全ての側面に対して効果があり、特に大学生以上で効果が大きい」(『英語教育』、6月号、pp. 46-47. より)ということが分かるとのことです。

(注)「メタ分析」とは、同じテーマの個々の研究を統合し、それを総合的に分析することにより、個々の研究結果のブレに左右されることなく、同じテーマの研究結果の全体的な傾向を把握する分析方法です。(神谷信廣、2022、「メタ分析とは何か?」、『英語教育』、4月号、pp. 30-31. より)

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