県民公開授業「国際理解と平和～大使リレー講座～（講師：駐日エジプト・アラブ共和国特命全権大使）」が開催されました。

令和元年６月１１日、本学公開授業である「国際理解と平和～大使リレー講座」の第４回目の授業が開催され、駐日エジプト・アラブ共和国特命全権大使アイマン・アリ・カーメル閣下にご講義いただきました。

講義は、「エジプトの現状と日本への期待」をテーマとして行われました。日本とエジプトとの関係は１５０年にも渡り、最初の使節団は、侍がヨーロッパに渡る途中にエジプトによりスフィンクスとピラミッドの前で撮影された写真があり、これが日本とエジプトとの関係が公的に残っているものとのことでした。

また、日本とエジプトの教育分野での協力も進んでおり、エジプトの２００もの小学校に日直、清掃、学級会といった日本の特別活動を導入しているそうです。

アイマン・アリ・カーメル大使閣下は、「エジプトの若い女性たちがどのように活躍しているかを伝えることも私の役目と思っている。」とおっしゃっていただき、現在のエジプト政府において１９人の閣僚のうち女性の閣僚が８人おり、外交官、大使、地方自治体に携わる女性が３０％を占めることをお話いただきました。

授業の様子

質問する学生

左：アイマン・アリ・カーメル閣下　　右：小林良江学長