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2020年4月16日
お知らせ

【新入生の皆さんへ】学長からのメッセージ(令和2年4月16日(木))

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学長から新入生へのメッセージ

新入生の皆さん、群馬県立女子大学、大学院にご入学、おめでとうございます。今年度は、学部学生216名、大学院生10名、合計226名の皆さんがこの群馬県立女子大学、大学院に入学いたしました。北は北海道から、南は沖縄の日本全国各地から、そして海外からの新入生もお迎えしています。

しかも、皆さんは本学の創立40周年という記念の年の新入生です。40年という年月と約7千人の卒業生、教職員が共に作り上げてきた群馬県立女子大学において、学びに、サークル活動に、そしてボランティア活動などの様々な社会経験などを通して、忘れえぬ素晴らしい思い出を作ってください。

本来ならば、皆さんにお会いして、このお祝いの言葉をお伝えするつもりでおりましたが、新型コロナウィルス感染拡大という予想もしない出来事により、このような形でのお祝いとなってしまいました。状況が好転し、対面でお会いできることを楽しみにしています。

新たな大学生活を前に皆さんは大きな期待と希望を抱きながら、4月の入学式を待ち望んでいたと思います。私も、当たり前に実施されると思っていた入学式がこのような形になるとは予想もしていませんでした。しかも、短期間で新型コロナウィルスがこれほど広範囲に感染拡大するとは、そしてこの感染拡大が世界各国の経済、政治、社会にこれほど大きな影響を与えることも予想していませんでした。しかし、この予想もしていない事態が起きた時こそ、その人の「物事を知り、考え、判断する能力である確かな知性」と「様々な背景を持つ人々と共に働き、生活するために必要なしなやかな感性」が求められる時だと思います。

この大切な「確かな知性」と「しなやかな感性」を身に着けるために、是非とも有意義な大学生活を過ごしてください。そのために必要なことは、第一に大学生活や自分の学びに明確な目的意識を持ち、第二に学内外において多様な考え方や価値観に積極的に触れ、そして第三に失敗を恐れず様々なことに挑戦すること、この三つのことを実行してほしいと思います。

今までは与えられた課題を着実にこなしていくことが重要だったかもしれません。しかし、大学では自らが課題を見つけ、主体的に動かなければ何も得ることができません。皆さんが自ら取り組まなければ、向こうからやってきてはくれません。主体的に考え、そして自律的に行動することも忘れずにいてください。そして、自ら考え、行動し、挑戦しようとする皆さんに本学は惜しみない支援をいたします。大学生活を通じて、次代を担う、未来を切り拓く女性となる力を蓄えてほしいと願い、私の新入生への言葉といたします。入学、おめでとうございます。

2020416

群馬県立女子大学学長 小林良江

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