第43回群馬学連続シンポジウムを開催しました（群馬学センター）

9月23日（土）に第43回群馬学連続シンポジウムを開催しました。

今回は、『関東徳川史観と「天正十八年問題」〈シリーズ・地域史の画期を問い直すⅠ〉』と題して、行田市郷土博物館　澤村怜薫　様、東京都江戸東京博物館　小酒井大悟　様、公益財団法人埼玉埋蔵文化財調査事業団　村山　卓　様の３名をお招きし、講演とパネルディスカッションを行いました。

第Ⅰ部の講演では、今回のテーマとなっている徳川家康が関東に入封した「天正十八年」は、どのような点で画期となったのか、そしてどんな影響があったのかを、講師３名と群馬学センター簗瀬大輔教授のそれぞれ専門分野からわかりやすくご講演いただきました。

第Ⅱ部のパネルディスカッションでは、コーディネーターを務めた簗瀬教授からの「中世と近世の画期はなにか？」や「時代の区分の仕方と地域の関連性はあるか？」という質問に対して、各ご専門の立場から意見を述べていただきました。

シンポジウム後には参加者の方からも好評の声をいただきました。多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。

また、今年度は1月末に第44回群馬学連続シンポジウムを予定しております。ぜひご興味のある方はご参加ください。