文学部

美学美術史学科【 Department of Aesthetics and Art History 】

山崎ゼミ

研究

教員の研究紹介絵画を中心に広く関心を持って研究しています。作品発表は、画廊や美術館のみならず、商店街や区役所、使用されなくなった工場、限界集落を巻き込んで行うこともあります。インスタレーションの形式をとった発表や、長期間見ることができるパブリックスペースでの壁画制作など、様々な表現手段を模索しながら制作、研究をしています。制作する上では、自己との対話はもちろん、発表する場でつながる人々との対話も欠くことのできない重要な要素であると考えています。

ここ最近は、子供のもつ創造性に驚かされることが多く、成長の過程で、色や形の認識がどのように形成されていくのかに興味をもっています。子供も含め、美術を専門とする人や美術が好きな人以外にも、美術のもつ力の一端を、ワークショップなどをとおして伝えることも大切にしたい研究テーマです。

ゼミ

絵画ゼミは、油彩画や、絵画作品と立体表現の融合、写真を表現手段として捉え作品制作に励む学生などが在籍しています。作品テーマには、自分の身体そのものをテーマにした作品、矛盾する感情をテーマにした作品、音楽と絵画の共通点をイメージした作品など、学生自らテーマを設定し制作しています。年に数回、学内ギャラリーでの展覧会や、図書館や食堂、事務局等の場所で長期にわたる作品展示も行っています。また協働で作品をつくることから生まれるコミュニケーションを大切に考え、地域と連携したプロジェクトも実践しています。

絵画ゼミを含む実技ゼミは、2年生の後期に選択試験が行われ、合格者が実技ゼミに進むことができます。

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